kakaku01の日記

サラリーマン。文体はノリで変わります。

アニメ終わった日記01

夏が終わりアニメも終わりました。たまには感想でも書こうかなと。ややネタバレ?

マジェスティックプリンスとガッチャマンクラズと君のいる町の話します。

 

 

 

マジェスティックプリンス

面白かった。 ざっくり言うと超強い少年少女が超強いロボ乗って戦うお馴染みのアニメですが、それを感じさせないのは脚本の出来とSF・軍事考証が立ってるからでしょうか。 作画も話も全体的に満足。「らしい」心理描写や細かいキャラ立ては流石吉田玲子脚本といったところか、キャッチーでない主人公達が話の進行につれてどんどん魅力的に見えてくる。特にケイとか最初はファフナーのアイツにしか見えなかったのにとっても可愛く見えるようになった。

ただジュリアシステムを筆頭にケレン味の強いロボアニメらしい設定がやや置いて行かれたのは残念かも。

映像面もハッタリが聴いていて見応えがある。もちろん基本的にウソなんだけど程々にそれっぽい説明がされてリアリティ(リアルではない)が感じられて良いですね。このへんのリアルっぽさの描写ってやり過ぎると意図が透けて見えて非常に萎えるけど、これは上手くやった部類だと思います。

微妙にケリ付いてない終わらせ方だったので、2期なり映画なりに期待。

 

ガッチャマンクラウズ

面白かった。最終話まで見ないと評価しづらいアニメだと感じたけど、ラストも半分予想通り、半分予想以上のもので満足。人助けとゲーミフィケーション(で合ってるよね?)とは新しい。僕はゲーミフィケーションとか全くもう全然信用してないんですけど、物語上の困難に対する奇をてらった解決策としては面白かったと思います。荒らし系ラスボスの攻略法がスルーなのは予想通りでしたが、最後の最後はどういう意図かあまりよくわからないですね。誰か考えておいて下さい。

ただ尺が足りなかったのも分かるけど引く答え引く答えが全問正解のノーミスクリア系主人公は共感できないのと、苦痛を苦痛と感じないのは強いというか狂ってるので、自分のタイプじゃねえなあとか、やっぱ世の中救うのは一握りのヒーローなんじゃねえのとか思っちゃったり。

あとユビキタスに行使できる強力な質量を持った力を万人が持つとか危険性の指摘どころか一年後には世の中完全に変わりきってると思うんですが、まあそれはこの作品で語る部分でもないと思うので個人的な興味はともかくどうでもいいですねハイ。

まー後は…その…予算かスケジュール…ですかね…BDで追加修正がいっぱいあれば買いたいかな…っていう非常に微妙なラインに立ってます。すごく面白かったんですけど。

セケンでは多少騒がれていますが、僕的にはイマドキのガジェットを上手く使いこなした普通の面白いアニメだと思います。なんかくさしてばっかだな?

 

君のいる町

なんか僕の周りはまるで誰も見てないんですけど、面白かったですよマジで。

普段は人が死ぬアニメしか見ない僕ですが珍しく恋愛モノアニメなんかを見ちゃったり…って死んだァーッ!!

正直なところ山内監督の作品が好きなので色眼鏡補正は多分に掛かってるのですが、エンタテイメント的には都合の悪い展開(だが真実味がある)とそれに対する胃が痛くなるような心理描写とご存知の皆さんにはお馴染みの演出がよくマッチしてます。

恋愛モノって物語に起伏をつける上で二股だのをやらないといけない事が多いのです。その上で主人公らをクズにしないようにと頭打って記憶喪失とかにする展開が良く見られてイヤだったのですが、これは堂々とクズになります。というか恋愛ごとは理屈じゃねえんだからクズにならないとウソだろ!という気迫さえ感じます。そんなところがとても好きでした。

 

 

で、来期とか何やるかすら見てないんですが、何がいいんでしょうね?もう来週じゃん。