kakaku01の日記

サラリーマン。文体はノリで変わります。

2015年春見てるアニメとか見たアニメとか日記

すっかり3ヶ月更新の備忘録と化してしまった。

なんか長々と社会とか世の中に講釈垂れたい気持ちが100文字のブコメと140字のTwitterであらかた充足してしまっているのでただのオタクの日記帳と化している。

 

新しく見てるアニメ

血界戦線

内藤泰弘先生の漫画原作のアニメ。監督は「映画ハートキャッチプリキュア!」「京騒戯画」の松本理恵監督。

内藤先生のアニメ化作品は「トライガン」「ガングレイヴ」あたりを見ているが、本作は松本監督特有の演出が強く効いており過去ニ作とはかなり違う雰囲気を持っている。

渋めでグロ&ナンセンスが魅力の内藤原作にオサレで女性向け気味な松本演出って、正直この組み合わせはどうなんだ!?と思った(特に一話時点)が、話が進むにつれて中々いい味を出すようになってきている。どちらかというと松本監督の色が強く、少年レオを中心に動画になったヘルサレムズ・ロットの町並み(松本監督は街の描写にこだわるね)やキャラクター達のサクサク進む掛け合い、見せ場の共同作戦がテンポよく展開されていくのは見ていて気持ちがいい。内藤先生特有のムサさやグロさは半減だが、まあ中途半端よりはどっちかに寄せた方がいいだろう。あえて言うなら…必殺技演出が…その…ダサい…

原作漫画は一話完結の色が強いがアニメ版ではオリジナルキャラクターを据えてアニメに相応しい大きな話をやることになりそう。そのオリキャラの話が入り込んでくる4話がまた良かった。今後に期待。

 

SHOW BY ROCK!!

サンリオアニメ。サンリオアニメという理由だけで視聴を決定した。どうもスマホアプリの販促アニメらしい。

制作はボンズだがサンリオが絡むと謎の魔力が働いてどんな制作会社でも一定の狂気をはらむ事になる。本作は深夜アニメという補正も入り狂気は薄めだがそれでもこういうアニメでこういう事するの?みたいなことはちょくちょく起こる。これ萌えアニメだけど事実上のうえだゆうじアニメじゃないですか?

中身は王道なバンドやる女の子モノだが、サンリオらしく演奏中は半動物のSDキャラになる。このキャラクターが3Dでライブシーンをやるのだが、これがなかなか凄くて一挙一動、楽器も含めて音楽に合わせて手の先までよく動いていてこだわりが見える。

女性ユニットあり男性ユニットありカワイイ系動物マスコットありとテンコ盛りだがアニメの物語は手堅く進んでおり今のところは総合的に面白い。あとレズ一歩手前の百合。

 

ジュエルペット マジカルチェンジ

色々と言葉にできない内容だった前作から打って変わって従来のシリーズに近い雰囲気になったジュペルペットの新シリーズ。直近のエピソードではこれが俺たちのサンリオアニメだ!!と言わんばかりの狂気を披露してくれた。簡単に説明すると春のパンまつりのシールがジュエルペットに沢山ついてジュエルペットが皿になった。何を言っているのかわからねーと思うが俺も何を観たのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…

話を戻して、本作はキャラクターデザインも昔の少女漫画っぽく、ジュエルペットが女の子に変身するっていうのもこれまた昔の少女漫画っぽい設定。ちゃんと声は変わらないので安心してほしい(?)。

たまーに爆発的に頭がおかしい回が来て、来なくても12分×2の構成でサクサク見れるし最低限女の子はかわいいので、ドアサの癒しとしては丁度いい。金曜に疲れたサラリーマンにオススメ。

 

シドニアの騎士 第九惑星戦役

2014年4月の一期からちょうど一年後の第二シーズン。相変わらず人物の3Dが素晴らしく、2Dアニメと何の遜色もないどころか一部の動き(主におっぱい)は2Dより自然でよい動きをする。

宇宙空間でのコクピット内外の音響効果も工夫されており宇宙モノらしい雰囲気が出ている。漫画では表現できない部分で原作をよく活かしているなといった印象。

聖闘士星矢 - 黄金魂 soul of gold-

隔週でネット配信されている東映おなじみのアレ。最近は色々展開されてて嬉しいね。

久川綾がメインヒロインの若い女性というだけで視聴は確定である。

黄金聖闘士たちを可能な限り昔のままのキャストで固めた結果、声優陣が驚異的な平均年齢と化しておりそりゃ久川綾が少女役やっても何もおかしくねぇわ、みたいなことになっている。年季入りすぎ。

作画も演出もまあ良くも悪くもいつも通りでシリーズのファン以外は特に惹きつけられる要素もなさそうだが、Ωの時のようにいつ小宇宙が爆発するかも知れないので気長に付き合っていきたい。

 

 

今期あんまり見てねえな。

見たアニメ

ガンダム Gのレコンギスタ

富野監督のガンダム。うん。すげー良かった。

8年かけた構想を2クールに詰め込んでいるので情報量とその省略が凄まじく、一発でで全部を受け取るのは難しいアニメだった。しかし話を抜きにしてもMSの殺陣だけてご飯が何杯も食えるぞ!

再序盤のカーヒル大尉やマスク、金星ジット団のキア隊長なんかを見ていると、カメラが回っていない間にも時間は流れるし、放送されている時間以外にも過去の物語があり、その延長線上に現在としての2クールの物語があるというのが見えてくる。自分自身はなるべく物語中に全部説明しろと思うタイプなのだが、知らない間にも世の中は勝手に動いていて、人々の心情も移り変わっていくリアリティが感じられたのはとてもよかった。

リアリティは作品を面白くすることを担保しないし、むしろエンタメとしての足かせになることも良くあるのだが、近年の富野監督はその怪しいラインに果敢に挑戦していてそれが面白い。もう完全にオジイチャンだが、また作品が見れるなら見たいものだ。

 

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

福田監督のロボアニメ。こちらもとても面白かった。安易なグロ死やお色気などB級な作りだが、同時に一人の女の子を汚い部分も含めて徹底的に掘り下げるという近年の流れからは真逆をいくコンセプトにはかなり真摯に向かっていたように思える。

タイトル通りアンジュと誰かという組み合わせで物語を進めていくので、各キャラクターの掘り下げもしっかりと描かれていくのも好感が持てる。ただしモブは非常に雑に死ぬ。この辺はマジB級。

エンタメとしてのネタ性を保ちつつもコンセプトをしっかりと最後まで貫いた良作。とにかくキャラが良かったのでPSvitaキャラゲーも欲しいぞ。

聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>

どっからどう見てもネタアニメ枠だったのだが、だんだん純粋に面白いのではという気持ちになっていった。これが事実なのかでんでん現象なのか、既に俺には判断がつかない。最終話まで笑いながら見れる素晴らしい1クールアニメ。

同監督は7月放送予定の空戦魔導士候補生の教官というこれまたいかにもなラノベ原作(しかも制作の都合で延期になったいわくつき)でも監督をされるので、これも必見。

 

艦これ鎮守府が爆発したあたりで飽きました。ユリ熊はいいところで録画失敗したので一旦止まってます。夜ッターマンは中盤で投げちゃったけど終盤は面白いらしいので後で見ます。

 

ゲームはブラッドボーンとかやりました。